お弁当
カリフォルニアに住んでいた頃は、日本人がたくさんいて、みんなお弁当を持ってきていたので
うちの子供たちも学校に日本風のお弁当を持っていってました。
しかも、お味噌汁付きのランチジャ~!
オサの学年には日系の女の子がいて(お父さんが日本人でお母さんがアメリカ人)
その子はなんと!いつもランチに納豆を持ってきていたそうです!
納豆をこねこねネバネバして、じゅじゅっと。。。
日本食が広く知られていたのと、誰がどんなものを食べていようが気にしないので
まわりも何にも言いません。
ところが、ツーソンに越して来てから、オサもヒロもお弁当を持っていきたがらなくなりました。
日本人がいない=お弁当を持ってくる人がいない=変わったものを持っていくと「それなに?」
と、好奇な目で見られる=持っていきたくない
毎日、サンドイッチでした。まもちゃんはお弁当。
ばらばらに作るのが面倒くさいけど、せっせと毎朝こさえてましたが
「サンドイッチ、あきた、、、」と
で、目先を変えてこんなものを作ったりもしていました。

トルティージャに、チーズ、ハム、チキン、レタス、マヨネーズ
くるっと巻いて~

洋風のものならお弁当でもいいと言うので、たまにパスタにしたりオムライスにしたり

お弁当箱(ちゅうか、ただのタッパ)にちょうど収まるような大きさに作り
ほこっ っと入ったときの満足感^^
ところが、ツーソンにきて4年目。ふたりとも急に「お弁当を持っていく」と言い出した。
もともと、ご飯の日本食が好きな二人。(朝ごはんは必ずご飯)
やっぱりお昼もご飯を食べたほうが日本人としては力が出るのだろうね!
「おかずはなんでもいいの?」と聞いたところ、なんでもいいらしい。
変わったものを持っていくと、またいろいろ聞かれるんじゃない?
「べつに、気にしない」
おお~そっか、気にしなくなったのか。
ようやく3人とも一緒のお弁当になって少し楽になった。
でもひとつだけ困ることがあるとオサに言われました。
「海苔弁にすると、海苔が全部ふたにくっついてる、、、、、」
それ以来、海苔弁のときの海苔は、ご飯とご飯の間に挟むことにしました。