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年が明けて初めての書き込みです。
遅ればせながら。。 皆さん今年もよろしくお願いします。

身近な方はご存知の通り、アラスカではオーロラも観れず
向こうで風邪で寝込んでしまうという最悪な旅になりました。。
まあそんな珍旅行記も、近々UPします。
最近ようやく体力的にも復帰した宮脇家です!

さてさて。  

毎日家事をしながら、インターネットラジオを流しています。
桑田投手と武術家の甲野善紀さんの対談を 道上洋三さんが
番組の中で紹介してたのですが
こんなタイトル↑でとてもうなずける話を聞きました。

   *** ***

アメリカ人投手の特徴は、力む事で力を出す。
しかし、筋骨隆々の人が肩が強いかというとそうではなく
むしろイチローの肩の方が強い。

『力む』 というのは、効率の悪い力の使い方だ。

アメリカ人選手は、試合の前も後も必ずウエイトトレーニングをする。
ウエイトトレーニングというのは、ある一部分を鍛えるのであって
鍛えた部分の全てが自分を使え自分を使えとなってしまう。
これは、体をひとつのチームと考えると実はうまくいかない。

質の良いトレーニングというのはどこか一部を鍛えるのではなく
体全体のネットワークを効率よくつなぐことが大事。

体の感覚を磨く事、レベルの高い動きであればあるほど
いくつもの事が同時におこなわれている。
一流の動きほど、同時並列的に体を使っている。

体全体がバランスよく動くと予知行動がないので
相手が来るな、というのに気が付かない。

   *** ***



なるほど。 これは全てのスポーツにおいていえることだと思いますが
特に、甲野氏が語る『一流の動き』については
さすが武術家らしき解説だと思いました。
剣道にも共通して言える事だと思います。

また、桑田投手がグラブを磨いていると
「どうしてそんなことをするの?だめになったら新しいのを買えばいいじゃないか」と
グラブもスパイクもばさばさのアメリカ人選手は問うのだそう。
「でも、イチロー選手もグラブもスパイクも自分で磨いているよ。
それはイチロー選手の技術だけの問題ではなく
野球をする以前の準備や態度が、いいプレーへの影響を与えているんだ。」
ということを桑田投手は伝え続けてきたのだそう。
その気持ちが伝わり、パイレーツの若手選手が
「グラブの磨き方を僕にも教えてくれ」と聞いてくるようになった。
そのようないい影響が、桑田投手やイチロー
日本人選手の周りでバランスを保つようになってきた。

今は社会も野球界もとにかく勝つか負けるかはっきりさせたい。
勝てば何をしてもいいというような風潮になっているが
それはいやなんだ。それは目先の事しか見ていないから
実力主義にしたらみんなライバルになる。
そうなるとベテランは若手に何も教えられなくなってしまう。
イコール、良いものが伝承されなくなる。伝えられなくなる。
そういう世界でいいのだろうか。

アメリカに来てアメリカの良さを学ぼうとしていたのに
気が付いたのは日本の良さばかりだった。

どうしてひとつのことをやり続けてきたのか、それは
「好きだからです。」
20年以上野球を続けてきた桑田投手の答えでした。


本当のスポーツマンからは、教えられる真の言葉があると
しみじみと思います。
またこういう指導者のもとで育つ子供は
本当の意味で人間として育つのだろう、と。
また、桑田投手自身も、そういう指導者のもとで成長してきたのだろうと
彼の背景までもうかがわせられるメッセージでした。
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by mparadise | 2008-01-31 00:00 | スポーツ

アメリカに住んでいるからこそ、侍スピリッツを忘れずに。。ナショナルパーク巡りや美味しいものが大好き。愛剣一家ミヤパラもいよいよ14年目に突入です!


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