第55回全日本選手権覇者 寺本将司先生
大阪府警の寺本将司先生六段が
我道場にお見えになりました。
11月3日、日本武道館で行われた第55回全日本剣道選手権。
決勝戦に残ったのは
大阪府警の寺本将司選手6段と神奈川県警の高鍋進選手6段。
高鍋選手がまず面を先取。残り2分というところで
寺本選手が面で取り返し、延長戦の結果、寺本選手が
面を取り、初優勝を果たしました。
忘れもしない、マルカイのフードコートのTVで
かぶりつきで、手に汗握りながら観ていた決勝戦。。
その後、第55回全日本剣道選手権のダイジェストCDのついた
剣道日本を買い、そして今日、寺本先生の載っている
そのページにサインを頂きました。
わずか1時間、限りのある時間の中で先生方との立会いを見せていただきました。
狭い道場のおかげで(?)本当に至近距離で見る事ができました。
冴えのある打ち、なん時も崩れない体制、ゆるがない気
とても美しい剣道に感動しました・・・
こんな剣道を見せていただけると
一瞬で、剣道観が変わってしまうと思えるほどです。
‘強さ’と‘正しさ’が、背筋に出ているように見えます。
試合後のインタビュー(時事通信より)
決勝の序盤、寺本は高鍋に得意のメンでリードを奪われた。
だが、追い掛ける展開にも「仕方ない、と捨て身でいけた」と言う。
その後は激しく攻め続け、終了間際に決めたメンで延長戦へ持ち込むと、
最後はすきを突いて飛び込み、メンの打ち合いを制した。
「考えずに出た技。本当に必死でした」。試合時間が14分を超え、
体力の限界が迫る中、互いに反応した一瞬の勝負をものにした。
所属する大阪府警では、今年から団体戦の大将を務める。
「試合で簡単には負けられない。プレッシャーはあるが、あった方が励みになる」。
責任感が強い寺本を、関係者も「本当にけいこ熱心で、
周りに気遣いもできる選手」と評価する。
6度目の出場で栄冠を手にし、「今まで自分は弱いのだと思ってやってきた。
支えてくれた人たちに感謝したい」と笑顔で話す32歳。
「またあすからやり直し。一から精進していきたい」と謙虚だが、
優しい表情には満足感が漂っていた。
私達の道場でも、最後に
「自分ももっともっと稽古を積んで、こんどまたみなさんと
稽古できるようにがんばってきたいと思います」
と、どこまでも謙虚で、見習わなくてはいけないものを
この短い時間で教えていただいたような気がします。
にこにこと一人一人に丁寧にサインしてくださる姿にも感動でした
大きい~! ?うちが小さいのか(笑)
世界大会にアメリカ代表として出場した我が道場の先生の
武道大学の先輩と言う事で来ていただいた事にも感謝いたします。